こんにちは。
千葉県で犬のしつけ・トレーニングを行っている、inuaオーナーの佐藤です。
散歩がつらくなる「引っ張り癖」…心当たりはありませんか?
「散歩に出たら、ぐいぐい引っ張って止まらない」
「声をかけても全然届かない」
そんなお悩みを抱える飼い主さんは、とても多いです。
引っ張り癖は、飼い主さんにとっても、犬にとっても大きなストレス。
でも実は、この行動には必ず**“きっかけ”=先行刺激**があります。
この「きっかけ」を知ることで、改善の第一歩が踏み出せるんです。
まずは「きっかけ」を見つけよう
犬の行動は偶然ではなく、「きっかけ」と「結果」の積み重ねで作られます。
先行刺激(きっかけ)とは?
行動が起こる直前の出来事や刺激のこと。
例えば、他の犬が視界に入る・車の音がする・特定の匂いが漂うなどが該当します。
思い返してみてください。引っ張りが始まるのはこんな時ではないですか?
- 前方に他の犬や人が見えたとき
- 車やバイクの音がしたとき
- 急に地面の匂いを嗅ぎ始めたとき
- 遠くから犬の吠え声が聞こえたとき
この「きっかけ」が繰り返されることで、引っ張る行動は習慣化してしまいます。
👀 観察のヒント
引っ張りの原因を探るには、散歩中の観察が欠かせません。
- ✅ 引っ張りが始まる前、何かが見えた?聞こえた?
- ✅ 毎回同じ場所で引っ張る?
- ✅ 特定の時間帯やルートで起きやすい?
原因がわかれば、刺激を避けたり、距離をとるなどの対策がとれます。
さらに、刺激に少しずつ慣れさせる「脱感作」や、別の行動を教える「拮抗条件づけ」などの応用も可能です。
「ずっと引っ張っている」場合は要注意
もし「散歩中ずっと引っ張る」という場合は、犬が常に興奮状態にある、または落ち着く方法を知らない可能性があります。
このようなケースでは、自己流で対処しようとせず、早めに専門家に相談することをおすすめします。
散歩は「愛犬とのチームワークの時間」
散歩は、犬の心と体の健康に欠かせない大切な時間です。
でも、引っ張り癖でお互いが疲弊してしまっては、本末転倒。
inuaでは、犬目線のアプローチで、安心して歩ける関係作りをサポートしています。
📩 無料相談のご案内
「このままじゃ危ないかも…」と思ったら、ぜひお気軽にご相談ください。
- リードの引っ張りで散歩が憂うつになっている
- 安全に楽しく散歩できる方法を知りたい
- 愛犬の行動を“きっかけ”から見直したい
あなたと愛犬が、一緒にのびのび歩けるよう、私たちがお手伝いします。
まとめ
リードの引っ張りは、単なる“悪い癖”ではなく、必ず理由があります。
その多くは「きっかけ(先行刺激)」に気づくことで解決の糸口が見えてきます。
今日からぜひ、愛犬の行動の前後を観察してみてください。
きっと散歩の時間が、もっと穏やかで楽しいものに変わります。