犬のQOLを高める 生物学的欲求

愛犬が幸せになる!犬が本当に必要とする10の基本ニーズ

こんにちは。
千葉県で犬の動物福祉を高めるためのしつけ・トレーニングを提供している
inua ドッグトレーナーの佐藤です。


「ごはんも運動もしているのに、なんだか落ち着かない…」

そんなふうに感じたことはありませんか?
もしかすると、“犬が生き物として必要とする10の基本”が
十分に満たされていないのかもしれません。

犬も人と同じように、健康で幸せに生きるための土台があります。
これらを整えることで、問題行動の予防や改善にもつながります。

今日は、行動科学とアニマルウェルフェアの視点から、
愛犬の生活の質(QOL)を高める「10の基本ニーズ」をご紹介します。

🐾 犬の10の基本ニーズ

1️⃣ 身体の安全(生命の安全)

安心して休める寝床や、逃げられる安全な空間。
恐怖や危険から守られていることが何より大切です。

2️⃣ 犬に適した食物

年齢・体調・活動量に合わせた栄養バランスの良い食事を。
加工度や添加物も考慮しましょう。

3️⃣ 新鮮な水(真水)

いつでも清潔で新鮮な水を飲める環境を確保します。
見落とされがちな項目ですが、健康維持の基本です。

4️⃣ 十分な運動

散歩だけでなく、遊びやトレーニングを通じた体の動きも重要。
ただし、やり過ぎは逆効果になることも。

5️⃣ 十分な空気

換気の良い室内環境や、屋外での新鮮な空気。
空気質も健康に影響します。

6️⃣ 十分な睡眠

静かで落ち着ける場所での睡眠。
昼寝も含め、必要な休息が取れているかを確認しましょう。

7️⃣ 屋内にあるすみか

室内で安心して過ごせる居場所。
家の中でも「自分の場所」があるとストレス軽減に。

8️⃣ 温度管理

夏の暑さや冬の寒さから守る環境づくり。
犬種や年齢によって快適温度は異なります。

9️⃣ 優しいグルーミング

ブラッシングやシャンプーなどのお手入れを、
犬が安心できる方法で行いましょう。

🔟 優しい獣医療

予防医療から病気の治療まで、
犬に負担をかけない方法で適切に受けられること。


💡 なぜこれが大切なのか?

これら10のニーズは、国際的なアニマルウェルフェアの基準や、
行動科学の研究から導かれたものです。

基本ニーズが満たされている犬は、
満たされていない犬に比べて落ち着きがあり、
問題行動の発生率も低くなると言われています。


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もし「どれが満たされていないかわからない」
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まとめ

  • 犬には健康で幸せに生きるための10の基本ニーズがある
  • これらは問題行動の予防・改善にも直結
  • まずは“しつけ”よりも、環境と資源の充実から見直すのがおすすめ

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