コラム

🐾【犬のしつけ】ABAで叱らず行動が変わる!応用行動分析学を使ったやさしいトレーニング法

こんにちは。
千葉県で犬のしつけトレーニングを提供している、inuaオーナー・ドッグトレーナーの佐藤です🐶

「叱っても直らない…」そんな悩み、ありませんか?

  • 吠えるのをやめてほしいけど、叱ると余計に興奮する
  • 甘噛みがなかなか収まらない
  • 「ダメ!」ばかり言ってしまい、心が苦しい

実はこれ、珍しいことではありません。
私のもとにも、同じ悩みを抱える飼い主さんがたくさん訪れます。
そして多くの場合、叱らなくても行動は変えられるんです。

そのカギとなるのが、心理学の一分野 応用行動分析学(ABA) です。

🐾 ABAとは?

ABAは、「行動の原理」に基づいて行動を改善する科学的な方法です。

医療・教育・スポーツなど幅広い分野で成果を上げており、犬のしつけにも応用できます。

メリット1:行動の原因が見える

ABAでは行動を3つに分けて分析します(ABC分析):

  1. 先行刺激(行動のきっかけ)
  2. 行動(実際の行為)
  3. 結果(行動の後に起こること)

例:「インターホンで吠える」

  • A:チャイムが鳴る
  • B:吠える
  • C:飼い主が近づく

こうすると、感情ではなく論理で改善策を立てられます。


メリット2:「叱る」ではなく「望ましい行動を増やす」

ABAでは「正の強化」が中心です。
犬が良い行動をした直後に、ご褒美(おやつ・声・遊び)を与え、行動を定着させます。

例:

  • おすわり → ご褒美
  • アイコンタクト → 褒められる
  • 吠えなかった → 遊んでもらえる

これにより、犬は「こうすればいいんだ!」と自信を持って行動できます。


メリット3:行動を“どこでも使える”ようにする

これを「般化(はんか)」と呼びます。
例:

  • 自宅で「まて」 → 公園やカフェでもできる
  • 家族の前で吠えない → 他人の前でも落ち着ける

ABAが特に効果的な5つの行動例

ABAはあらゆる行動改善に使えますが、特に次のようなケースで大きな効果を発揮します。

  1. インターホン吠え
     原因を分析し、吠えのきっかけと結果を変えることで改善。
  2. 散歩中の引っ張り
     望ましい歩き方を強化して、引っ張らない歩行を習慣化。
  3. 甘噛み・噛みつき
     噛む理由を見極め、代替行動(おもちゃを噛むなど)を強化。
  4. 飛びつき
     飛びつきが起きる場面を管理し、座る行動に置き換える。
  5. トイレの失敗
     成功時の強化と環境調整で、成功率を上げる。

💡 これらはほんの一例です。
ABAは、愛犬の行動パターンに合わせて柔軟に応用できます。


専門家と取り組むメリット

ABAは理論だけでなく、使い方も大切。
専門家は…

  • 行動を正確に分析
  • 正しい手法をわかりやすく説明
  • 家庭環境に合った改善策を提案

飼い主がABAの基本を理解すれば、効果はさらに高まります。

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