こんにちは。
千葉県で、犬の行動学(犬の行動を科学的に理解する学問)に基づいた
しつけ・トレーニングを行っている、inuaオーナーの佐藤です。
「他の犬を見ると吠えてしまう」
「追いかけようとして止まらない」
そんなお悩みを抱えている飼い主さん、多いのではないでしょうか。
今日は、実際にご依頼いただいたチワワさんのレギュラーレッスン事例をご紹介します。
初回カウンセリングの様子
今回のチワワさんは、とっても可愛らしい女の子。
しかし、お散歩中に他の犬と遭遇すると、ピンと耳を立て、勢いよく吠えたり追いかける行動が見られました。
飼い主さんも「なんとか改善したい」とご相談くださいました。
トレーニングの第一歩は「A-B-C分析」
レッスンでは、まずA-B-C分析という方法で犬の行動を理解します。
- A(先行事象)=行動が起こるきっかけ
例:前方に犬が見える、物音がする - B(行動)=実際にとった行動
例:吠える、追いかけようとする - C(結果)=行動のあとに起きること
例:相手が遠ざかる、飼い主に抱き上げられる
このA→B→Cの流れを明らかにすると、「なぜこの行動が続くのか」が見えてきます。
わんこファーストのアプローチ
分析結果をもとに、
- 環境を少し変えて刺激を減らす
- 望ましい行動を取ったらその場で褒めて強化する
など、犬を責めない方法で改善を進めます。
飼い主さんにも、「この状況ではどう対応するか」を実践しながら学んでいただきます。
似たお悩みをお持ちの方へ
吠えや追いかけ行動は、性格や気質だけが原因ではありません。
多くの場合、環境の工夫や学習の仕方で改善が可能です。
「他の犬を見ると吠えてしまう…」
「お散歩中の引っ張りが強くて困っている…」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。