こんにちは。
千葉で行動分析学を活用した犬のしつけ・トレーニングをしている
inua ドッグトレーナーの佐藤です。
「うちの子、散歩があまり楽しそうじゃない…」
・歩かずに立ち止まってしまう
・匂い嗅ぎをすぐにやめさせてしまう
・散歩が“排泄だけ”になっている
こんなお悩み、ありませんか?
実は、散歩の過ごし方ひとつで、犬は散歩を好きにも嫌いにもなります。
この記事では、行動科学の視点から、犬が散歩を好きになるためのコツをお伝えします。
人間都合になりがちな散歩とは?
多くの飼い主さんが散歩に出るのは、仕事や家事の前後など限られた時間。
つい次のような「人のための散歩」になってしまいがちです。
- 飼い主の行きたい方向だけを歩かせる
- 匂い嗅ぎを急かす
- 排泄だけ済ませる短時間の散歩
- 訓練やしつけの時間だけにする
- 犬の様子を無視して人同士の会話に夢中になる
- 苦手なのに無理に犬や人に挨拶させる
私自身も、愛犬との散歩が「訓練のための時間」になってしまい、反省した経験があります。
犬の行動を尊重する散歩の工夫
行動科学では、犬の本能や欲求が満たされることで行動が安定するとされています。
安全が確保できる場合は、こんな工夫を取り入れてみましょう。
- 犬が行きたがる方向に歩く
- 匂い嗅ぎを十分にさせる(探索欲求の充足)
- 犬の様子を見ながら会話する
- 苦手な犬や人には挨拶しなくてもいい
こうした「犬のための散歩」は、それ自体が環境エンリッチメントとなり、
ストレス軽減や問題行動の予防につながります。
散歩が好きになると得られるメリット
- 吠えや引っ張りが減る
- 外で落ち着いて行動できる
- 飼い主への信頼感が高まる
- 健康維持・ストレス発散になる
行動科学的にも、楽しい経験は繰り返されやすい行動になります。
つまり、楽しい散歩を積み重ねることで「散歩好き」な犬になっていくのです。
散歩を嫌がる場合は注意
もし、散歩に行こうとすると
- 逃げる
- 隠れる
- 怯える
- 攻撃的になる
といった行動が見られる場合は、根本的な原因の特定と対応が必要です。
無理に連れ出すと状態が悪化することもあるため、信頼できる専門家に相談してください。
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- 愛犬が散歩を嫌がる
- 散歩中の行動に悩んでいる
- 匂い嗅ぎや引っ張りへの対処法を知りたい
そんな時は、まずはお気軽にご相談ください。
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inua オーナー / ドッグトレーナー
佐藤雅一