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犬の運動不足が心配?年齢・犬種別に見る“ちょうどいい”運動量と見直しポイント

こんにちは。
千葉県で犬のしつけトレーニングを行っている、inuaオーナーの佐藤です。

最近、なんだか落ち着きがない…」
「家の中でバタバタ走り回ってばかり…」

そんな愛犬の様子に、不安を感じたことはありませんか?
もしかするとそれ、“運動不足”のサインかもしれません。

犬にとって運動は、健康を守るだけでなく、心の安定や問題行動の予防にもとても大切なもの。

今回は、犬の運動不足サインと、年齢・犬種ごとの運動量の目安について、わかりやすくお伝えします。

「うちの子にちょうどいい運動って?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

🐕‍🦺【犬の運動不足、こんなサインに気づいていますか?】

実は、運動が足りていないとき、犬はからだや行動でサインを出しています。

たとえば…

  • 家の中で走り回る
  • 吠えやいたずらが増えた
  • 体重が増えて、くびれがなくなってきた

こうした変化は、もしかしたら運動不足の表れかもしれません。

日々の様子の「ちょっとした変化」に気づけることが、愛犬の健康を守る第一歩になります。


【年齢や犬種ごとに“ちょうどいい運動量”は違います】

年齢別に見た運動のポイント

  • 子犬: 成長期の骨や関節に配慮して、短時間・こまめに運動。
  • 成犬: 朝・夕に1時間の散歩が理想。遊びも取り入れて。
  • シニア犬: 無理せず、ゆったりしたペースで体を動かすことを大切に。

犬種によって運動欲求はさまざま

  • 牧羊犬や作業犬(ボーダーコリー、シェパードなど):
     体力が豊富な分、運動過多にも注意。
  • 小型犬(チワワ、トイプードルなど):
     エネルギーは高めでも、関節への負担に注意しながら調整を。

健康状態も忘れずにチェック

  • 心臓や呼吸器、関節に持病がある子は、獣医師と相談の上で運動量を調整しましょう。
  • 暑さや寒さにも配慮し、無理のない範囲で行いましょう。

【運動は“問題行動”の予防にもつながる】

運動不足が続くと、犬はストレスやエネルギーの発散ができず、問題行動として現れることがあります。

  • 吠え
  • 引っ張り
  • 噛み
  • 破壊行動
  • 興奮しやすくなる

「うちの子、最近イライラしてる?」と感じたら、運動量を見直してみるのも一つの方法です。

適度な運動は、心も体も穏やかに保つ“自然なトレーニング”なのです。


【散歩だけじゃない、こんな運動の取り入れ方も】

  • 知育トイで遊ぶ
  • ボール遊びや引っ張りっこ
  • 室内でできる簡単なトリック練習
  • 鼻を使ったノーズワーク

“遊びながら運動” を意識すると、飼い主も犬も楽しみながら続けられますよ。


【まとめ|今日からできる、運動習慣の見直し】

  • 愛犬の行動や体型を、少しだけ丁寧に見つめてみる
  • 年齢・犬種・健康状態に合った“ちょうどいい運動”を意識する
  • 毎日の生活の中で、遊びやお散歩の質をちょっと工夫してみる

運動は、トレーニングやしつけと同じくらい、大切な “愛情表現” でもあります。
無理のない範囲で、楽しく取り入れていけるといいですね。


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inuaでは、その子の年齢や犬種・性格に合わせた運動アドバイスも行っています。

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