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【犬が吠える…どうする?】初心者飼い主さん向け|理由と今日からできる改善法

こんにちは。
千葉県で犬のしつけ・行動改善トレーニングを行っている、inuaオーナー・ドッグトレーナー(作業療法士)の佐藤です。

「家でも散歩でも、何かと吠えてしまう」
「ネットで調べても、いまいち、どう対応すればいいのか分からない」

そんなお悩みを抱えていませんか?
この記事では、初心者飼い主さんにも分かるように、犬が吠える理由と、今日からできる改善ステップをプロ目線で解説します。

読み終える頃には、「吠え」をただの困りごとではなく、“理解してコントロールできるもの”に変えるヒントが手に入るはずです。


1. 吠えは犬の大切なコミュニケーション

まず知ってほしいのは、吠えること自体が悪ではないということです。

犬にとって吠えは、人間でいう「声」や「言葉」。

仲間に危険を知らせたり、感情を伝える手段として、自然な行動です。

大事なのは、「なぜ吠えているのか」理由を見極めることです。


2. 犬が吠える主な理由

犬が吠えるのには、必ず「機能(目的)」があります。

まずは、「犬が吠える」4つの理由を知りましょう。

1️⃣ 何かを得たい(獲得)
→ おやつが欲しい/外に出たい/ボール遊びをしたい

2️⃣ 注目してほしい
→ 飼い主がスマホを見ていると吠える/かまってほしくて吠える

3️⃣ イヤなものから逃げたい(回避・逃避)
→ 来客や他犬を見て「近づかないで!」と吠える/散歩で怖い音から逃げたい

4️⃣ 感覚を満たしたい(自己刺激)
→ 留守番中の空吠え/吠えること自体が発散や癖になっている


3. やってはいけない対応

間違った対応は、吠えを悪化させてしまいます。

  • 大声で叱る → 不安を与えたり、犬が「一緒に吠えてくれている」と誤解する
  • 無視し続ける → 不安が原因で吠えている場合は逆効果
  • 痛みや力(ショックカラーなど)に頼る → 間違いなくあなたとの信頼関係が崩れます

4. 今日からできる!改善の簡単3ステップ

しつけが初めてでも取り入れやすい、基本の流れです。

1️⃣ 吠える前のサインを見つける
→ 耳や尾、体の向き、視線の変化を観察して「吠えそうだな」と気づく

2️⃣ 距離や環境を調整する
→ 吠えない距離から練習することで、落ち着いた経験を積ませられる

3️⃣ 代わりの行動を教えてあげる

→ 「おすわり」「アイコンタクト」「ハンドターゲット」など、吠え以外の行動で成功体験を作る

→ その行動で「犬が本当に欲しかったもの(安心・注目・ご褒美)」を満たしてあげるのがポイント

詳しい方法は、👉改善の基本原理と家庭トレーニング


5. 実際の改善事例 

ケース:散歩中、他の犬を見ると吠えていた子犬(生後6か月)

  • Before:犬を見た瞬間、興奮して引っ張り&連続吠え
  • 介入:30m離れた位置で犬を発見 → アイコンタクトを取れたらごほうび
  • 2週間後:10mまで接近しても吠えずに飼い主を見るように
  • 飼い主の声:「重要なのは“吠えるのを止めさせる”じゃなく、代わりの行動を教えてあげるっていうのが目からウロコでした」

6. 次のステップ(無料相談のご案内)

愛犬がどのタイプの吠えなのか、自己判断だけでは見極めが難しいこともあります。
あなたの犬に合った具体的な改善プランを、inuaがご提案します。

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