事例紹介 犬のしつけ・トレーニング

「痛みが行動に影響?吠え・突進を乗り越える、ジャーマンシェパード君のレッスン記録」

こんにちは。
千葉県で犬のしつけトレーニングを提供している、ドッグトレーナーの佐藤です。

今日は「ジャーマンシェパード君のプライベートレッスン」の様子をご紹介します。

もしかしたら、あなたの愛犬も「体の不調」が行動に影響しているかもしれません。

🐾 ジャーマンシェパード君のようす

この子は「汎骨炎」という、成長期の中〜大型犬に見られる病気を抱えています。
時々、足の痛みでびっこを引いてしまうこともあり、今回は久しぶりのトレーニングでした。

汎骨炎は、骨に炎症が起きて痛みを伴う病気で、成長とともに自然と治まることが多いそうです。

⚠️ 犬にとっての「痛み」は、行動に影響する

人間でも、頭痛や腰痛のとき、ちょっとしたことでイライラしてしまうことってありますよね?
犬も同じです。痛みがあると、普段なら気にならない刺激(他の犬・人・触られることなど)に対して、過敏に反応しやすくなります。

ですので、トレーニングを行う際には、犬の身体状態を事前に確認することがとても重要なんです。

inuaでは、身体や健康面にも配慮した行動アプローチを行っています

トレーニングの目的と工夫

今回の目標は、車やバイク、人、犬など周囲の刺激に対して「吠える」「突進する」などの行動を改善すること。

そのために、次の3つを意識して進めました:

1️⃣ 安全な距離(=閾値)を見極めて調整
→ 犬が刺激に過敏にならず、落ち着いていられる距離から練習スタート。

2️⃣ 刺激を「怖くないもの」として再認識してもらう
→ 「吠えなくても大丈夫」という安心感を少しずつ積み重ねます。

3️⃣ 吠え・突進“以外”の選択肢を教える
→ 例えば「飼い主を見る」「その場で待つ」といった行動を強化しました。

日常の中でこそ成果が生まれる

こうしたトレーニングは、普段の環境でこそ本領を発揮します。
車やバイクは突然来るし、人も予測できません。集中力が問われる中、飼い主さんが毎回真剣に向き合ってくれる姿に、私も心を打たれています。

トレーニングはチームワークです。
飼い主さんとワンちゃんが少しずつ力を合わせているその過程こそが、本当に大切だと感じます。

📩 無料でのご相談も承っています

「うちの子の吠え、もしかして身体の不調が原因かも…?」
そう感じた飼い主さんは、ぜひお気軽にご相談ください。

inuaでは、身体の状態や個性に配慮したトレーニングをご提供しています。
初回のご相談は無料です😊

📍 対象:千葉県(対面、オンラインOK)、全国(オンラインのみ)
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