こんにちは。
千葉県で犬のしつけトレーニングを提供している、ドッグトレーナーの佐藤です。
今回は、犬の問題行動についてお話しします。
テーマはズバリ…
「愛犬の問題行動、見て見ぬフリは絶対ダメ!」
その理由と、今日から始められる具体的な対処法をお伝えします。
こんなこと、思い当たりませんか?
「うちの子、ちょっと吠えやすいけど…そのうち落ち着くよね?」
「元気が有り余ってるだけで、噛んだり飛びついたりしてるだけ…?」
こんな風に、“そのうち直る”と思って、見て見ぬふりをしていませんか?
でもその放置、実はとっても危険なんです。
問題行動を放置すると、こんなリスクが…
放っておくと、行動はどんどん悪化
犬の行動は、繰り返されることで強化される性質があります。
例えば「人に吠える」がそのままだと、次第に「他の犬」「バイク」「郵便屋さん」…と、反応対象がどんどん広がっていきます。
結果的に、解決までに何倍もの時間と労力がかかることも。
ストレスから体調不良や別の問題に…
問題行動の裏には、不安や恐怖、フラストレーションが潜んでいます。
それを放置すると、愛犬は心も体もストレスでいっぱいに。
・吠える
・噛む
・いたずらする
・落ち着きがない
そんな行動が次々に出てくることもあります。
飼い主さんのストレスも限界に…
「また吠えてる…」
「外に連れて行くのが憂うつ…」
そんな風に感じたことはありませんか?
問題行動が続くと、飼い主さんのイライラや不安も積み重なり、ご近所トラブルや愛犬への愛情の低下につながることも…。
対処すれば、愛犬もあなたもラクになる!
問題行動に早めに取り組むと、本当にたくさんの良いことがあります。
✅ 愛犬が落ち着いて過ごせるようになる
→ 吠えや噛みつきが減り、リラックスした日常に。
✅ 飼い主さんも笑顔に
→ 「うちの子、こんなに変わるんだ!」という驚きと喜びを実感できます。
✅ 信頼関係が深まる
→ 正しいトレーニングを通して、犬との関係が今よりもっと良くなります。
解決への3ステップ
① 原因を突き止めよう
「不安」や「退屈」などの感情(=行動を引き起こす動機)があることも多いですが、実際に繰り返される行動には、「注目される」「いやなことから逃れられる」など、行動の機能(結果としてのメリット)が隠れています。
この「理由」=強化子を見つけないと、正しい対処はできません。
*まずは犬の行動に詳しい専門家に相談することが、最短の近道です。
② 生活環境を見直そう
行動は環境の影響を大きく受けます。
- 運動不足 → いたずら・過剰な吠え
- 刺激が多すぎる → 過敏反応
- ひとり時間が長すぎる → 不安
散歩の質・安心できるスペース・適切なおもちゃや休息など、エンパワメント・エンリッチメントを考慮して愛犬に合った環境を整えてあげましょう。
③ 良い行動を教えるトレーニングをしよう
問題行動をただやめさせるのではなく、代わりの“望ましい行動”を教えることが重要です。
- 吠える→注目行動(アイコンタクト)
- 噛む→おもちゃに集中する
- 飛びつく→おすわり
こうした行動を教えるには、心理学に基づいたトレーニング(応用行動分析学/ABA)が効果的です。
「叱る」より「褒める」で導く方法が、犬にも飼い主にも優しいのです。
👉詳しくは【強化の仕組み】に関する記事をご覧ください。
最後に:悩みは一人で抱えないで!
犬の問題行動は、早めに・正しい方法で対応すれば、必ず改善できます。
「今さら相談しづらい…」なんて思わず、どうか気軽にご相談ください。
行動の背景を一緒に見つけ、最適なプランをご提案します。
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