コラム 社会化

【愛犬と暮らす最初の一歩】子犬の社会化って何?時期や重要性を解説

こんにちは。
千葉県で犬のしつけトレーニングを提供している
inuaオーナー・ドッグトレーナーの佐藤です。

子犬の時期は“特別な時間”

子犬との生活は、喜びと苦労の連続です。
でも、この時期ならではの無邪気な可愛さは、何よりも幸せをくれます。

実はこの時期、心も体も驚くほどのスピードで成長しています。
その成長に大きな影響を与えるのが「社会化」です。

社会化って何?

簡単に言うと、
子犬がこれからの生活で出会う環境や刺激に慣れ、
適応していくプロセスのことです。

社会化には特に重要な時期が2つあります。

  • 第一社会化期:生後4週〜13週ごろ
  • 第二社会化期:13週〜1歳半ごろ

第一社会化期が大切な理由

生後4週〜13週の間は、何にでも愛着を抱きやすい時期です。
相手は犬だけではなく、人間や物も含まれます。

この頃は脳の「警戒心」や「恐怖心」をつかさどる部分が未発達。
好奇心が旺盛で、見慣れないものにも積極的に近づきます。

だからこそ、このタイミングで
他の犬や人、いろんな環境に触れることが大切。
ポジティブな経験をたくさん積むことが、その後の社会性を育みます。

第二社会化期も忘れずに

第一社会化期が終わったあとも、経験は必要です。
この時期は活動範囲が広がり、新しい刺激に出会う機会も増えます。

ここでもポジティブな経験を積むことで、
新しい環境や出来事に柔軟に対応できる犬になります。

逆に、第一社会化期に十分な経験がないと、
新しい環境を怖がる可能性が高くなります。


ワクチン接種とのバランス

迎えたばかりの頃は、ワクチン接種の関係で外出が制限されることも。
その場合は、家の中や庭など安全な場所でできる経験を工夫して取り入れましょう。

もし愛犬が何かを怖がったら、無理に近づけないでください。
安全な距離を保ち、少しずつ慣らしていくことが大切です。


怖がり行動が出たら

警戒や恐怖を見せる対象には、再学習が必要です。
「これは安全なんだよ」という経験を積ませます。

再学習のやり方を間違えると、恐怖が強まり、問題行動につながることも。
不安な場合は、信頼できる専門家と一緒に進めましょう。


まとめ

子犬の社会化は、将来の暮らしやすさを左右します。
この大切な時期に、安心して経験を積める環境を整えてあげましょう。

飼い主さんの理解とサポートが、愛犬の一生の財産になります。

関連記事

👉 パピートレーニング実施例】子犬期から始める社会化と基本トレーニングの大切さ

👉 失敗しない子犬育て|迎えた瞬間から始める社会化チェックリスト

👉 【保存版】子犬の社会化トレーニング

📩 無料相談受付中

「うちの子の社会化、これで大丈夫?」と不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

📩 無料相談

-コラム, 社会化