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【パピートレーニング実施例】子犬期から始める社会化と基本トレーニングの大切さ

こんにちは。
千葉県で行動分析学を活用した犬のしつけ・トレーニングを提供している、inuaオーナー・ドッグトレーナーの佐藤です

子犬期は、一生に一度だけ

子犬を迎えることは、喜びと同時に大変なことも多いですよね。
成犬では味わえない、特別な可愛らしさとあどけなさ。
その姿は家族を笑顔にしてくれますが、同時に「どう育てるか」が今後の行動形成を左右します。

この時期に適切な生活環境の設定社会化、そして基本的なしつけを始めることで、犬が一生安心して暮らせる土台を作ることができます。


今回のご依頼パピー

今回ご依頼いただいたのは、ホワイトシェパードのパピー。
ブリーダーさんのもとで、生後8週齢まで母犬・父犬・兄弟犬・叔父叔母といった“パック(群)”の中で育った子です。
この経験は犬同士の関わり方や社会性を学ぶうえで、とても貴重な時間です。


実施したトレーニング内容

🐾 子犬の生活環境の設定
安全でストレスの少ない生活空間を整えることから始めます。サークルの位置、トイレの場所、休憩スペースの設定など。

🐾 社会化トレーニング
子犬期にさまざまな音・人・場所・物に慣れる練習です。将来の不安や恐怖反応を減らす効果があります。

🐾 ハズバンダリートレーニング(協力行動)
爪切りやブラッシング、動物病院での診察など、体を触られるケアに犬が自ら協力できるようにする練習です。
「嫌がらない」だけでなく、「自分から協力する」ことを目指します。

🐾 基本行動とベーストレーニング
名前を呼ばれたら反応する、ターゲットに触れる、アイコンタクト、呼び戻しなど。
これらは今後のトレーニングの基礎となる重要な行動です。


トレーニングの進め方

「急がず・あわてず・注意深く」。
パピーのペースを尊重し、飼い主さんの希望と犬の状態を見ながら進めます。
無理をせず、一つひとつ成功体験を積み重ねることが、将来の自信と安定した行動につながります。


inuaのパピートレーニングの特徴

inuaでは、環境を整えることを最重要と考えています。
そして、犬にとって最大の環境は「飼い主さん」という存在です。

だからこそ、トレーニングでは飼い主さん自身が犬をうまく扱えるようになるための知識と技術をお伝えする時間をしっかり確保しています。


まとめ

子犬期に始めるパピートレーニングは、未来の愛犬との暮らしを大きく変えます。
社会化、生活環境の整備、基本動作の習得は、成犬になってからでは取り戻しづらい大切な土台です。

もし「うちの子はこのままで大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、お気軽にご相談ください。

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