コラム 知っておきたい基本

【犬のしつけ】「甘えん坊だから?」と思っていませんか?問題行動の本当の理由

こんにちは。
千葉県で、犬の行動学に基づいた
しつけ・トレーニングを行っている、
inuaオーナーの佐藤です。

「人に吠える」
「散歩でグイグイ引っ張る」
「靴や紐を噛む」

そんな愛犬の行動に困って、
「うちの子は甘えん坊だからかな…」
「気が強い性格なんだろう」
「私より立場が上だと思ってる?」

こんなふうに考えたこと、ありませんか?

その理由、本当に性格のせい?

実は、これらの理由は犬の行動の本質ではないことが多いのです。

なぜなら…

「吠える」「引っ張る」などの行動は、
周囲の環境を変えることで改善できるからです。

もし環境操作で行動が変わるなら、
本当の原因は性格ではなく環境にある可能性が高いですよね。

行動科学の視点:環境が行動を作る

私が用いる「応用行動分析学(ABA)」では、
行動の原因を「性格」ではなく行動のきっかけ(先行刺激)と結果(強化)」に注目します。

例:来客時に吠える場合

  • カーテンを閉めて外が見えないようにする
  • 来客の前に別室で落ち着かせる
  • 吠える代わりにおもちゃを噛ませる

こうした環境の工夫で、
犬が「吠えなくても大丈夫」と学びやすくなります。

性格や気質に理由を求めるリスク

行動の原因を「怖がり」「攻撃性」といった気質にだけ求めてしまうと、
飼い主さんは無意識に犬を責めてしまうことがあります。

でも、犬にとっては「そうせざるを得ない理由」があるだけかもしれません。

犬を責めないトレーニングへ

私は、飼い主さんと愛犬が安心して暮らせるよう、
犬を責める必要のない方法でサポートしています。

「行動の本当の理由」を知れば、
トレーニングはもっと優しく、もっと効果的になります。


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「この行動は性格?それとも環境?」と迷ったら、ぜひご相談ください。
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