🐶「叱っても効かない…」と悩んでいませんか?
こんにちは。
千葉県で犬のしつけトレーニングを行っている、inuaオーナーの佐藤です。
「うちの子、ちゃんと叱ってるのに直らない」
「つい怒鳴ってしまって自己嫌悪…」
そんな風に、しつけに悩んでいる飼い主さんはとても多いです。
でも実は、犬のしつけは「叱る」よりも「褒める」ことで、もっとスムーズに・やさしく・確実に伝えられるんです。
この記事では、犬の行動科学に基づいた、叱らないしつけの基本と実践ポイントをわかりやすくご紹介します。
なぜ、犬にしつけが必要なの?
人と犬は、習慣も文化も違う生き物。
ルールのすり合わせをしないと、お互いにストレスがたまってしまいます。
しつけとは、犬が私たちの社会で安心して暮らしていくための「教え方」です。
叱るのではなく、「これをしたらうれしいことがあるよ」と伝えることで、
犬も飼い主も、毎日がもっと快適に、たのしくなります。
しつけの基本6項目|この行動が身につくと暮らしがラクに
以下のような行動は、どんな犬にも必要な「生活の土台」となるしつけです。
- 人に触れられても落ち着いていられる
- アイコンタクトができる
- トイレの場所を覚える
- 指示(おすわり・まて等)に応じられる
- 呼び戻しができる
- 散歩で落ち着いて歩ける
これらができることで、生活のストレスが大きく減り、犬の安心感も高まります。
しつけのコツ|叱るより「褒める」が行動を変える
褒めて行動を増やす「オペラント条件づけ」
犬は、自分の行動のあとに起きたことを学習します。
✔ いいことが起きた → またやろう
❌ 嫌なことが起きた → その場では止まるけど根本解決にならない
だからこそ、「◯◯したら褒められた!うれしい!」という体験を積み重ねることで、
犬の望ましい行動が自然と増えていきます。
褒めるタイミングがカギ!
行動のあと即座に(1秒以内)に褒めることがベスト。
遅れて褒めても、犬は「なぜ褒められたのか」がわからず混乱します。
❌「トイレ成功してたけど、今は寝てる…でも褒めとこ」→ NG
✔「おしっこしてる!今だ!」→ 成功
ごほうびは“ごちそう”と思って
褒め言葉だけでなく、おやつや遊びもごほうびとしてとても効果的。
特にしつけ初期は、おやつの力を借りると学習スピードが格段に上がります。
しつけがうまくいかない原因は「人の行動」にあることも
- できた行動を見逃している
- 褒めるタイミングが遅い
- 家族で対応がバラバラ
- ダメな行動ばかりに注目してしまう
思うように伝わらないと感じたときは、まずは自分の対応を見直すことが大切です。
犬が「してほしくない行動」をしたときの対応
怒る・叱るはやめましょう。
その場では止まっても、「怒る人がいない時にまたやる」「別の問題行動になる」だけです。
例:噛んでほしくないものを噛んだとき
- ❌叱らない・怒鳴らない
- 🛑噛めないよう環境を整える(片付け・届かないように)
- ✅噛んでもいいものを代わりに与える(知育トイ・ロープなど)
“やめさせる”ではなく、“してほしい行動を教える”が基本です。
家族全員で「しつけルールの統一」を
褒める人と叱る人がいると、犬は混乱してしまいます。
「座ったときは褒めよう」など、ルールは家族で話し合って統一することが大切です。
しつけは「家庭全体の一貫性」が成功のカギを握っています。
まとめ|叱らないしつけは犬との信頼を深める第一歩
- 犬のしつけは「褒める」が基本
- 行動の直後に褒めることで、定着率UP
- 怒るのではなく、環境と代替行動でサポート
- 家族でルールを統一して、混乱を防ぐ
叱らずに伝えることは、犬との信頼を築く一番の近道。
しつけの基本をおさえて、犬も人も安心して過ごせる毎日をつくっていきましょう。
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