こんにちは。
千葉県で、犬のしつけレーニングを提供している、inuaオーナーの佐藤です。
今日は「犬にも僕たちと同じ感情がある? 7つの感情システムを知って愛犬をもっと理解しよう」というブログです。
あなたは、愛犬の表情や行動を見て、「もしかして今、こんな気持ちなのかな?」と、感じたことはありませんか?
僕たち人間にとって、喜怒哀楽といった感情は当たり前のものですが、犬たちにも、僕たちと共通する感情があるとしたら、もっと彼らの気持ちを理解し、より良い関係を築けるはずです。
今回は、そんな興味深い研究をご紹介します。
脳科学が明らかにした!犬にも備わる7つの感情システム
脳神経科学者のJack Panksepp博士は、長年の研究を通じて「哺乳類には共通して存在する7つの感情システムがある」という、興味深い理論を提唱しました。
これは、僕たち人間だけではなく、僕たちの身近にいる犬たちにも、喜びや悲しみ、怒りや恐れといった、感情の根源となるシステムが備わっているということを示唆しています。
パンクセップ博士が提唱する7つの感情システム
- 探求(SEEKING)
● どんな感情?:
新しいものや興味のあること、もの、機会い(食べ物、遊びなど)といった、環境の中にある良いものを見つけようとする、ポジティブな感情です。
● セラピストの視点:
この感情は、犬の学習や好奇心の源泉です。この「探究心」を満たすことは、犬の心身の健康維持に大きく影響します。 - 怒り(RAGE)
⚫︎ どんな感情?:
大切なもの、こと、機会、(食べ物、遊び、繁殖など)を奪われたり、邪魔されたりした時に起こってくる。また、同じ行動をしてもなにも獲得できない時に湧き上がる、不快でネガティブな感情です。
⚫︎ セラピストの視点:
この感情は、犬が自分の身や、資源を、守るために必要なものです。しかし、過度な怒りは問題行動につながる可能性もあるため、原因を理解し、適切に対処することが重要です。 - 恐怖(FEAR)
⚫︎ どんな感情?:
見慣れないもの、大きな音、動物、人など、危険を感じる対象に直面した時に生じる、不安や警戒などのネガティブな感情です。
⚫︎ セラピストの視点:
恐怖体験は、犬の心に深い傷を残すことがあります。無理強いせず、安心できる環境を提供し、スモールステップでステップで慣らしていくことが大切です。 - 性愛(LUST)
⚫︎ どんな感情?:
繁殖の相手や機会に対して抱く、ポジティブな感情です。
⚫︎ セラピストの視点
この感情は、種の保存に不可欠なものです。繁殖を望まない場合は、去勢・避妊手術を検討することも、犬のストレス軽減につながります。 - ケア(CARE)
⚫︎ どんな感情?:
親が子を慈しむような、他者を保護したり、世話をしたりする時に生じる、温かいポジティブな感情です。
⚫︎ セラピストの視点:
この感情は、犬が社会的な動物であることを示しています。 - 孤独(GRIEF)
⚫︎ どんな感情?:
親しい存在(母親、兄弟、仲間、飼い主など)との別れや、社会的なつながりが失われた時に感じる、不快でネガティブな感情です。
⚫︎ セラピストの視点:
犬も僕たちと同じように、大切な存在との別れに、不快・苦痛をともなうネガティブな感情を抱きます。分離不安の背景には、この「孤独」の感情が影響していると考えられます。 - 遊び(PLAY)
⚫︎ どんな感情?:
喜びや楽しさをともなう活動や、精神的刺激、仲間との交流を通じて得られる、保持ティブな感情です。
⚫︎ セラピストの視点:
遊びは、犬の心身の健康を保つために非常に重要です。ストレス解消や、社会性を育むだけでなく、学習効果を高める効果もあります。
犬の感情の存在を理解することから始まる、より豊かな暮らし
犬にも僕たちと同じように、喜びや悲しみ、怒りや恐れといった感情がある。
この存在を理解するだけでも、愛犬との接し方は大きく変わってくるはずです。
感情は目に見えませんが、犬たちの行動やボディーランゲージから、彼らがどんな気持ちでいるのかを推しはかることはできます。
「7つの感情システム」という知識を持つことで、愛犬の心によりそい、ネガティブな感情の原因を取り除き、ポジティブな経験をたくさんさせてあげることができるでしょう。
今日は「犬にも僕たちと同じ感情がある? 7つの感情システムを知って愛犬をもっと理解しよう」というブログでした。
いつも本ブログをご覧いただき、ありがとうございます。