こんにちは。
千葉県で、犬の行動科学に基づいた
しつけ・トレーニングを行っている、inuaオーナーの佐藤です。
「いつもはいい子なのに…」その行動、心当たりありませんか?
「散歩中に突然吠え出す」
「他の犬に会った途端に突進する」
「急に怖がって動かなくなる」
こんな予期しない愛犬の行動に、驚いたり困ったことはありませんか?
実はその背景には、“刺激レベル” という考え方が関係しているかもしれません。
刺激レベルとは?
犬は周囲からの刺激に反応して行動します。
刺激が強すぎると、吠え・興奮・回避などの反応が出やすくなります。
行動学では、この刺激レベルが4つの要素で決まると考えられています。
これは犬が反応を起こす「閾値(threshold)」に関わる重要な概念です。
1: 数(刺激の量)
刺激が多いほど、負担は増えます。
例:1匹の犬より、5匹の犬がいる場所の方が興奮しやすい。
2:強さ(刺激の強度)
動きの速さ、音の大きさ、力の加減など。
例:静かな足音よりも、大きな音で近づく足音の方が犬は強く反応。
3: 暴露時間(刺激を受ける時間)
刺激に長時間さらされると、犬は徐々に疲弊し、反応しやすくなります。
例:最初は落ち着いていても、10分間知らない犬と一緒にいると急に吠え出す。
4: 距離(刺激との近さ)
近いほど刺激は強まります。
例:遠くの車の音は平気でも、真横で鳴らされるクラクションには驚く。
5:見落としがちな「暴露時間」
特に飼い主さんが見逃しやすいのが暴露時間。
「さっきまで平気だったのに急に…」という場合、
実は長時間刺激にさらされ、閾値を超えてしまった可能性があります。
刺激レベルを知るメリット
- 吠えや興奮の予防ができる
- 困った行動が起こる前に対応できる
- 犬に余計なストレスを与えずにすむ
刺激レベルを理解することは、愛犬との暮らしを安全で快適に保つための第一歩です。
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「興奮が強くて落ち着かない」
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